【令和4年度労働・社会保険料】令和4年度保険料・年金額等

雇用保険料率

厚生労働省リンク→雇用保険料率について

※令和4年度は年度途中の10月1日から変更となります。

年度途中に変更しないでもらいたいですよね。保険料を上げる以上に、年度更新等にかかるコスト掛かっているのでは。行政はコスト意識ないから何でもありです。どのみち、税率や保険料上げれば良いので。

労災保険料率

厚生労働省リンク→令和4年度の労災保険料率について

※令和4年度の変更はありません。

健康保険料率(協会けんぽ)

全国健康保険協会リンク→令和4年度の協会けんぽの保険料率は3月分(4月納付分)から改定されます

最も低いのは新潟県の9.51%、最も高いのは佐賀県の11.00%となりました。コロナ禍の影響で医療へのアクセスにバラツキがでた影響からか、都道府県による差が大きくなりました。低下した地区もありますが、全体的には10%を超える県が増えたため、料率がアップした印象です。

保険料当月徴収の場合は3月から、翌月徴収の場合は4月の給与から新しい保険料率となります。

※介護保険料率は1.64%
※こども・子育て拠出金は0.36%
※組合健保は該当の健保にお問い合わせください。

健康保険・厚生年金の保険料額(協会けんぽ)

全国健康保険協会リンク→令和4年度保険料額表(令和4年3月分~)

保険料当月徴収の場合は3月から、翌月徴収の場合は4月の給与から新しい保険料となります。なお、厚生年金の保険料率に変更はありません。

国民年金・厚生年金額

厚生労働省リンク→令和4年度の年金額改定について

令和4年度の年金額は0.4%の引下げとなっています。

新規裁定者の年金額(67歳以下)

月 額
国民年金(満額の場合) 64,816円
厚生年金(標準的なモデル世帯) 219,593円

主な年金額(年額)

年 額
老齢基礎年金 777,800円
障害基礎年金(1級) 972,250円
加算額(第2子まで) 223,800円
加算額(第3子以降) 74,600円
障害厚生年金3級の最低保証額 583,400円

国民年金保険料額

月 額
令和4年度 16,590円
令和5年度 16,520円

※2年前納ができるため、翌年度の保険料額が発表されています。

国民年金保険料の前納額

口座振替(△は割引額) 現金またはクレジットカード
(△は割引額)
6ヶ月前納 98,410円(△1,130円) 98,730円(△810円)
1年前納 194,910円(△4,170円) 195,550円(△3,530円)
2年前納 381,530円(△15,790円) 382,780円(△14,540円)

※クレジットカード会社のポイント還元率によりますが、クレジットカード払いで2年前納が一番お得だったかもしれません。前納申し込み締切日は、1年以上の前納は2月末、6か月前納は2月もしくは8月末となっています。

お得だったかもというのは、クレジットカード会社のポイント還元改悪があるためです。なので、口座振替のほうがお得になる可能性が高くなってきています。なお、悪質とは言いませんが、クレジット決済はできるのに、ポイント対象外というのも増えてきています。要注意です。

在職老齢年金

60歳から64歳の支給停止調整開始額 47万円
60歳から64歳の支給停止調整変更額 廃 止
65歳以降の支給停止調整額 47万円

※令和4年度は制度の見直しが行われました。働き損を減らし、積極的に60歳以降も働いてもらう施策となります。ということは、将来的な年金受給開始年齢も上がるということでしょう。